働く女性の現状と課題

働く女性の現状

 

近年では働く女性は増えてきており、働くことが当たり前になってきています。

25歳~39歳の女性のうち、働く人の割合が75%と過去最高を更新しています。15歳~64歳の女性に対象を拡大してみても、働いている人の割合は68%を超え、こちらも過去最高となっています。

また、結婚後も仕事を続けることも当たり前になってきていますし、産休や育休などの企業における制度が充実したこともあり、子供ができても働く女性は増えています。

 

 

働く女性の増加の背景

 

①企業の人材不足

 

企業の人材不足は深刻となっています。その原因として、少子高齢化による労働人口の減少や雇用の流動性の高まり、採用コストの増加などがあげられます。
この人材不足を解消するための一つの方法として、女性や高齢者の雇用促進が進められているのです。

そのために、企業では制度改革などが促進されるようになってきています。

 

②経済的不安定

 

2000年以降、共働き世帯が増加しています。共働きが増えている理由の一つとして、家計の収入を補うため、増やすためということがあげられます。
男性のみの収入で配偶者や扶養家族(子どもや両親など)を養っていくのが困難になっているため、といえます。

さらに将来に対しての不安から、安定志向の考えの傾向が見られるともいえます。

 

③環境や考え方の変化

 

企業側も女性の雇用に対して積極的になってきていることや女性の管理職への採用、家族や家庭の在り方への考え方の多様化、女性自身の自立への意識の高まりなど、女性が働くことに対する社会的環境や考え方は大きく変化しています。

 

 

働く女性を取り巻く環境

 

女性には「結婚→出産→育児」といったライフステージにおいて、さまざまな環境の変化があります。そのなかで、継続して働いていくことが難しい場合もあります。
結婚に対する考え方も変わってきており、必ずしも結婚という選択肢を選ばなければならない、というわけではなくなってきています。

また、結婚していても子供を持たないという選択をすることもあるでしょう。
また子育てに関しても「イクメン」という言葉が広まったように、昔に比べれば育児の男性(父親)の参加・協力への意識は高くなっているようです。

 

しかし、各ライフステージにおいて女性の負担は少なくないものです。
実際に、働いている女性にとったアンケートでも、「女性の管理職が少ない」、「女性社員の定着率が低い」、「結婚や育児・介護を機に退職する女性社員が多い」といったような声が多くあがっています。

女性にとって働きやすい環境を整備するために、企業としてもさまざまな取り組みを行っています。時短勤務やリモートワーク、在宅勤務などの制度改革などを進めている企業も増えてきているのです。

より女性にとっても働きやすい環境が整うよう、企業側にも働く側にも工夫や歩み寄りが必要でしょう。