認定ファシリティマネジャー(CFMJ)とは
認定ファシリティマネジャーを、6ヶ月の勉強で一発合格した経験を公開いたします!!
認定ファシリティマネジャー(CFMJ)は公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)、一般社団法人ニューオフィス推進協会(NOPA)、公益社団法人ロングライフビル推進協会(BELCA)の3団体により認定される資格です。
認定ファシリティマネジャーは、以下の知識能力を有していることを認定するもの、とされています。
- FM(ファシリティマネジメント)の統括マネジメントならびにFMの戦略・中長期実行計画、それに基づく不動産取得、賃貸借、建設等のプロジェクト管理、そして運営維持と評価の流れに沿ったFM業務に関する知識・能力
- FMのための社会性、人間性、企業性、施設、情報等の関連知識
- FMを支える利用者の満足度等の調査・分析、品質分析・評価、ファシリティコスト・投資等の財務分析・評価、需給対応・施設利用度等の分析・評価、そして企画立案やプレゼンテーション等の技術
認定ファシリティマネジャーの概要
企業・団体などの組織体の全施設及び環境(ファシリティ)を、経営的視点から総合的に企画・管理・活用する経営管理活動(ファシリティマネジメント(FM))に関わる新たな専門家を育成・普及することにより、快適且つ機能的なファシリティを継続的に供給し、企業理念の具現化及び経営目標を達成し、かつ健全な社会資本の形成に貢献することを目的として、平成9年度から「認定ファシリティマネジャー」資格制度がスタートしました。
認定ファシリティマネジャーに期待される役割とは
- 快適性、生産性、信頼性、適合性、品格性等の品質性能の確保、投資やファシリティコストの最適化、需要の変化への柔軟な対応のために、データを定量的にとらえ、課題を明確にし、だれでも十分に理解される目標を定めます。
- 目標を達成するため、関係の専門家等の力を組織化し、具体的な実行計画を策定し、その計画の実行を管理します。
- つくりあげられたファシリティが、経営環境やニーズの変化に柔軟に対応し、つねに目標を満足しているかの調査・評価を行います。
認定ファシリティマネジャー資格概要
必須教科書
試験区分
①FM概論 (60分)
②FM業務 (90分)
③FM知識 (60分)
④論述 (90分)
試験出題範囲
第1部:経営とファシリティマネジメント
- ファシリティマネジメントとは
- ファシリティマネジメントの効果
- 経営環境とファシリティマネジメント
第2部:ファシリティマネジメントの業務
- ファシリティマネジメントの体系
- 統括マネジメント
- FM戦略・計画
- プロジェクト管理
- 運営維持
- 評価
- 改善
第3部:ファシリティマネジメントの知識
- 人間性関連知識
- ワークプレイス関連の知識
- 不動産取引関連の知識
- 施設関連の知識
- ファシリティマネジメントの関連法規
第4部:論述
「公式ガイド ファシリティマネジメント」より
- 実際のFMを行う上で必要な問題抽出、能力・問題解決能力
- 相手に理解してもらうための表現力・提案力・説得力