認定ファシリティマネジャー(CFMJ)資格取得まで
認定ファシリティマネジャーを、6ヶ月の勉強で一発合格した経験を公開いたします!!
まず認定ファシリティマネジャーの資格概要を把握しましょう。
認定ファシリティマネジャーの資格詳細についてはこちら。↓
認定ファシリティマネジャー資格は、4部で構成されています。
第1部:FM概論
第2部:FM業務
第3部:FM知識
第4部:論述
さらに詳しく分類すると、全16章になります。
第1章:ファシリティマネジメントとは
第2章:ファシリティマネジメントの効果
第3章:経営環境とファシリティマネジメント
第4章:ファシリティマネジメントの体系
第5章:統括マネジメント
第6章:FM戦略・計画
第7章:プロジェクト管理
第8章:運営維持
第9章:評価
第10章:改善
第11章:人間性関連の知識
第12章:ワークプレイス関連の知識
第13章:不動産取引関連の知識
第14章:施設関連の知識
第15章:ファシリティマネジメント関連法規
第16章:各種施設のファシリティマネジメント
認定ファシリティマネジャー資格取得に向けての勉強方法
第1部~第3部はマークシート方式、第4部は論述(800文字程度)となっています。まずは、第1部~第3部のマークシート方式の対策に向けて、勉強をしていきましょう。
私は、おおよそ6カ月程度の独学で、認定ファシリティマネジャーに合格し、認定を受けました。
土日と平日夜の時間を使って勉強をしました。
その勉強方法と流れをご紹介します。
ポイントは2つだけ。
「テキスト読む」
「過去問を解く」
とにかくこの2つです。
6カ月前
まずは必須教科書である「公式ガイド ファシリティマネジメント」を読みましょう。418ページありますので、かなり時間はかかりますが、テキストはこの一冊なのでどんどん読み進めていきましょう。
読み進める中で、自分の業務にかかわる部分や興味の高い部分がどの章なのかも見ておくと良いです。論述対策にも役立ちますので、読み進めながら見つけておきましょう。
私はテキストを読むのに、おおよそ1カ月くらいはかかりました。
5カ月前
テキストを読み終わったら、さっそく過去問を解いてみましょう。
過去問はこのあと、何回も繰り返し解いていきますので、直接書き込まず、別の紙を用意し、解答用紙として使いましょう。
過去問を解いたあと、答え合わせをしましょう。
各部の採点結果は、きちんと控えておきましょう。何回も繰り返し過去問を解いていくなかで、どれくらい正答率が上がっているのかを確認するために必要となります。
※認定ファシリティマネジャーの合格ラインは公表されていませんが、各部6割以上の正答率であれば、論述の採点にすすめる、と言われています。
初めての過去問の点数はどうでしょうか。
テキストを1度読んだだけですから、できたという方は少ないのではないでしょうか。
しかし、これからが勉強の始まりです。
採点した後、問題を一つ一つ確認していきましょう。
正解した問題も、間違えた問題も、すべてです。
確認の仕方としては、テキストを見ながら問題を解いていきましょう。
テキストを見ながらですから、正解は見つけ出せると思います。その際に、必ず内容を理解するようにしましょう。
答えだけが分かっても、まったく同じ問題しか解けなくなってしまいます。出題された問題の内容をきちんと理解することで、その周辺の問題が出たときでも対応ができるようになります。
4カ月前
引き続き、過去問を解いていきましょう。できれば過去問は2冊分あると良いです。
認定ファシリティマネジャーはまだまだ、社会的認知の低い資格になりますので、あまり情報が出ていないのが現状です。過去問を解くことが確実に合格するための近道だと思います。
過去問を一通り解きおわった場合は、もう一度最初から問題を解いていきましょう。繰り返し、問題を解くことで、「問題に慣れること」と「類似問題に対応できること」ができるようになります。
また、控えておいた採点結果を見て、自分の得意な科目、不得意な科目を認識しましょう。苦手な科目については、再度テキストを読んでできるだけ理解するようにしましょう。
3カ月前
第1部~第3部までのマークシート方式の過去問に慣れてきたら、論述問題にも挑戦してみましょう。論述問題は800文字程度で、論点をとらえた回答ができれば、合格と言われています。
過去問に挑戦してみましょう。ここでは、問題文を読んで自分なりに考えてみることが大切になります。いきなり800文字程度での論述は難しいので、テキストを見ながら回答を作ってみましょう。
また論述問題では、一つの決まった正解があるわけではありません。なので自分の考えをきちんと論ずることができるか、がポイントになります。
そのために、6カ月前にテキストを読んだ際、自分の業務にかかわる部分や興味の高い部分を認識しておくことが重要なのです。
論述問題では、関わりの大きい部分や興味の高い部分について論ずるのが良いです。その方が、多少出題の傾向が変わったりしたとしても、対応ができるからです。
2カ月前
引き続き、論述問題の対策を行っていきましょう。
論述問題の勉強方法に関しては、下記で詳しく解説しています。↓
論述試験の勉強方法については、こちらで詳しく説明しています。↓
1カ月前
いよいよ試験まで1カ月です。再度、第1部~第3部のマークシート方式の対策に戻りましょう。
過去問を第1部~第3部まで、通して解いてみましょう。答え合わせ後は、今までの採点結果と比較してみましょう。認定ファシリティマネジャー資格の合格基準は、各科目おおよそ60%以上といわれているようです。
間違った問題や、苦手な科目の問題は、テキストで確認しておきましょう。
1カ月前からはひたすら過去問を解きましょう。
試験当日
いよいよ試験当日。今まで勉強してきたものを発揮するときです!
テキストは必ず持って行きましょう。ただ科目間の休憩時間は、きちんと休憩を取るようにしてください。事前のちょっとした確認くらいは良いですが、カラダを休めることも大切です。
試験当日は朝も早いですし、いつもと違う環境なので、思っているよりもカラダは疲れます。きちんと休憩を取って、いつも通りの自分の実力を発揮できるようにしましょう。
試験後
認定ファシリティマネジャーは、知名度がまだまだ低い資格です。そのため解答速報などは出ませんので、気になる方は自己採点すると良いでしょう。
合否がわかるまでは3カ月程度ありますので、試験6カ月前から頑張った自分をほめてあげましょう。また、試験に向けて頑張ったカラダをゆっくり休めてあげましょう。
半年間、お疲れさまでした!!