自分の見方次第で変わる世界

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人にはさまざまな面があります。家族に見せる自分。会社で見せる自分。ひとりの時の自分。機嫌の良い時の自分。調子が良くない時の自分。

自分の中に色々な自分がいるように、他人にも同じように色々な面があります。どの面を見るかによって、その人の印象やイメージはガラッと変わるかもしれません。

自分から見た他人

あなたは自分の周りにいる人たちを、きちんと理解できているでしょうか。

「この人はこういう人だ!」という決めつけが、人間関係を苦しくしていることもあるかもしれません。相手の立はじめてわかることも場に立って、物事を見た時に初めて分かることもあるでしょう。

人にはさまざまな面があると前述しましたが、見えている面はほんの一部です。その面だけを見て、こういう人だ、と判断してしまうことは、本当にその人を理解しているとはいえないでしょう。しかし、人のすべての面を見ることなど不可能。

だからこそ必要となってくるのが「想像力」と「思いやり」です。

想像力を持って考える

人のさまざまな面を見ることは不可能ですが、想像することは可能です。「この人はこういう面があるけれど、こうなのかもしれない」と。

想像をすることはとても大切です。こうだ!決めつけずに、少し心に余裕を持って他人を見ることが必要です。

想像をするためには、さまざまな体験をしていることが必要です。過去の経験から「こうかもしれない」という想像が働くからです。経験が少ないと、その想像が出来なくなってしまいます。人生において、さまざまな経験をすることが想像力につながります。

また、その人を客観的に見ることができるかも重要です。

→関連記事「客観的な視点を持つメリットとその方法 ~充実した楽しい人生のために必要なこと~」

思いやりを持って接する

相手に対して思いやりを持つことで、相手にもそれが伝わります。自分が敵意を持っていると相手にもそれが伝わってしまいます。

ミラーリング効果という言葉をご存じでしょうか。ミラーリング効果とは、相手の言動やしぐさなどをミラー(鏡)のようにマネすることにより、相手に親近感を持たせたり、好感を抱かせる心理テクニックです。

ミラーリング効果のように、相手が自分に対して持っている感情によって、相手も自分に対する感情が変わります。常に相手に対して思いやりを持って接することが大切です。

自分次第ですべてが変わる

自分の見方を変えるだけで、色々な事が変わって見えてきます。

「想像力を持って考える」ことも、「思いやりを持って接する」ことも、どちらも自分の心に余裕がないとできません。感情に左右されずに、客観的な視点を持って、冷静な気持ちが大切です。もし感情的になりそうになったら、深呼吸をして一息つきましょう。

他人を変えることはとても難しいですが、自分を変えることは簡単です。自分が変わろうと決心して、行動に移せばいいだけなのですから。

でも実際には、なかなか踏み出せないのが現実。でも少しの勇気を持っていれば大丈夫です。

充実した楽しい人生を送るために、勇気を出して、一歩を。

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